会社情報
新しいサンデーへの改革を目指す、「変化に機敏な対応をし、地域に密着する年」
株式会社サンデー 代表取締役社長 宮下 直行
35周年を迎えるにあたって
今年2010年、おかげ様でサンデーは創業35周年を迎えることができました。これもひとえにお客さま、お取引先さま、株主さま、従業員の皆さま、OBの皆さまのご指導の賜物であり、「サンデー」というブランドを我々にお引継ぎいただいた結果であると感謝いたしております。
サンデーの経営基盤である東北地方は、昨年来の経済環境の悪化に伴う企業業績の悪化や雇用情勢の厳しさに加え、少子高齢化、デフレ傾向が強まる状況のもと、個人消費も生活必需品に至るまで節約志向が続く厳しい経営環境となっています。
今、我々が行動しなければならないことは『お客さま第一』を徹底することであります。創業の精神『忠恕』に立ち返り、実践することです。『お客さまの声』を熱心に、徹底的に聞くことと、その声を具体的に実現するためのコミュニケーションを図ることです。私たちは、35周年を機にサンデーからお客さまへの5つのお約束を実践することで、「サンデーは変わったね」といわれるよう日々の業務に一層励んでいきたいと思います。
- お客さまの安全・安心を最優先に行動します。
- お客さまへいつも笑顔と挨拶でお客さまにお応えします。
- お客さまの声を大切にし、実現のために全力を尽くします。
- お客さまとの約束を守り、いつも期待にお応えします。
- お客さまが気持よくお買い物できる店づくりに徹します。
【企業理念】 「忠恕(ちゅうじょ)」―受け継がれる精神―

創業者の吉田昌平氏がかかげているサンデーの精神を象徴する言葉に「忠恕」という言葉がある。「忠」は内なる真心に背かないこと。
「恕」は真心による他人への思いやりである。小売業として受け継がれる精神である。
売場・現場力の強化
サンデーの競合相手は日々進化し、私たちのお客さまも常に変化しています。その変化に対応することが求められています。
2006年4月、サンデーはイオンの連結子会社になり、その高いノウハウを基に、基幹システムの導入を終え、コンプライアンスの確立、内部統制の構築を進め、新しいサンデーへの変革を急いでいます。また、収益改善を図るため、商品のマーチャンダイジング改革で、品揃えの見直しによる棚割変更や地域商材、地域行事、社会行事への取り組みを強化してまいります。
急速に進む高齢化社会に向けて、電話注文宅配サービス「サンコちゃん配達」の配送料金の引下げを行うと同時に、青森県内で初の試みとして運転免許証の自主返納者に対し、チラシ商品の配送料金の無料券(2回分)を提供するサービスを始めました。また、ホームページのネット販売も簡単・便利にし、送料の値下げを実施するなど、新しい分野でのサービス拡大も図ってまいります。
さらに、売場現場力の強化と営業・商品政策の浸透を図り、店舗と本部機能とのスピーディーな対応を促す「スーパーバイザー」を配置して店舗支援を強化するとともに、主要エリアにエクステリア・リフォームに関する拠点を設置し、バリアフリーなどのご要望にお応えするリフォーム担当と地場商品の仕入れやプロモーションを行なう地区バイヤーも配置いたしました。
活力ある組織風土づくり
サンデーは、人材活用の視点から、少子高齢化に対応して60歳定年後の再雇用制度やパートタイマーの正社員登用の道を開きました。女性の幹部登用も積極的に進めています。女性のお客さまが半数を超える中、従来の売場が女性の視点でもっと選びやすい、買いやすい売場作りを目指してまいります。
教育体系においては、従来の教育に加え、イオン㈱の教育システム「イオンビジネススクール(ABS)」に参加するとともに、商売の基礎知識を学ぶ実践的な教育の場として「サンデービジネススクール(SBS)」を開設しております。
キャリアアップのための研修制度についても、通信教育などを推進する制度や、各種アドバイザーの資格取得支援制度などのプログラムも用意しており、自分が将来希望する職種への自己申告制も導入して、従業員の高い意欲に応えています。
企業価値の向上をめざして
イオンは、お客さまへの貢献を永遠の使命とし、お客さま志向に徹する企業集団です。その基本理念はそのままサンデーに通じるものです。これを基に、「お客さまの価値」「株主さまの価値」「従業員の価値」を向上させるサンデーのコーポレートブランドを構築していかなければなりません。信頼と存在感のある“無形の個性”の構築、まさに“のれんづくり”です。
小売業の基本は「適合とリード」にあります。お客さまのニーズに密着して適合する場面と、市場をリードする新しい提案をしていく場面との調和です。サンデーは、これを“グローカル”(グローバル+ローカル)という視点で進めていきます。
地域のお客さまの声に応え、喜ばれるサービスを提供して、その街その街の「わが街のサンデー」となることにより、地域とともに発展し、山形県の株式会社ジョイとともに東北のホームセンターで最も質の高い企業グループを目指しています。


